2011年9月21日水曜日

鉛筆一本の信用

4色ボールペン、鉛筆2本・・・

今までに貸して 戻ってこなかったもの。


もちろん その場限り、
一瞬だけ貸したものは手元にちゃんと帰ってくることの方がほとんどです。

少し長めの時間貸すと、忘れちゃうのかな…
それとも もう自分のモノになっちゃうのでしょうか…(- -;)





別にボールペンが惜しくて、鉛筆が惜しくて 言っているのではなく、
それによって、またかぁと思わされる気持ち、
そして その人に対する信用を失うこと に 残念になります(> <)。

ま、貸したのは高校生と小学生にですけど…。





9月12日(月)に ある3年生の女の子に 新品の鉛筆を貸しました。

 授業中に鉛筆がなくて困っていたから…
  (その子は友達に「貸して。」の一言が言えないのです。で、私に言ってきた…)

 その子、留年して、周りの子どもたちから結構厳しい目で見られているし、

 経済的にも 寄付金払うのだって結構苦しいみたいだし、、、。





今回はこういう状況が4回目なので、

「貸したら返ってはこないだろうなぁ」
と思っていました。


「使い終わったら返してね。」と言うと、

その子は「新しいものを買って、明日返すね。」と言いました。
で、貸しました。



でもね、
あげてもいいって思っているんです、鉛筆。

でも例えば、「お母さんにお願いしても(事情で)買ってもらえないから…」とか
「妹にあげちゃった」とか…「ないからほしい」とか。
(ただ、ほしいという理由だけではあげませんが…)

それなりのちゃんとした理由がほしいんです。鉛筆が手元にない理由を。

だって、理由が無ければ その子は 

【ものすごい物忘れの激しい子】 か 【泥棒さん】と同じになっちゃうでしょ。





あげていないし、貸したんです。 「貸して。」って言われたから。




ただの自己満足で 鉛筆をあげる ってのも なんか…

なんか… なんです。







12日(月)に貸し、13日(火)。・・・自分のモノのように自然に使っている。

その子の教室にお邪魔し、鉛筆を見るたびに思い出す…

15日(木)。・・・まだまだ自分のモノのよう。

そして土日を挟み、

19日(月)。…もちろんまだまだ自分のモノのよう。



大人げなく、いやらしくも、尋ねてしまいました。その鉛筆を使っている彼女に、
「自分の持ってきたかな?」と。

その子は 「No...」 と 首を横に振りました。

じゃ、まだ使っててね… と下がりました。






そして、今日。

授業前に 笑顔で走って猛ダッシュで近づいてくるじゃありませんか!

最後の会話が2~3日前のことなので
すっかり忘れていて【何だろう(++)?】と思っていると、
【Feliz dia de primavera!(春が来ましたね~、おめでとう)】とでも言われるかな~と思っていると、

黙って 笑顔で 私の鉛筆を差し出すではありませんか!!

随分使って、随分削ったので だいぶ短くなっちゃってたけど、
そんなことは 彼女が勉強した証拠なので 全く問題なし(^^)!!

その後「はいっ!」って。「ありがとっ」って。







返してくれたではありませんか!! 鉛筆。

 ぁ あ な た ~ (^^。)

よかった。うれしかった。






そうです。≪借りたものは返す≫ってのは信用と信用で成り立っているのです。

その子は、ちょっと物忘れしやすいっぽいけど、
人としてちゃんと大事なものを持っている子でした。

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