朝、ものすごい霧の中を歩き、帰りはカンカン照りのお天気のもと帰ってきました。
本日は午前1年生と午後5年生に張り付きました。
10月はRosario(ロザリオ)の月。
カトリック教徒が数珠(じゅず)の輪を繰りながら唱え、祈る、『祈りの月』だそうです。
私がお世話になっているColegio Espiritu Santoは校長先生がシスターという学校なので、
生徒も先生も全員カトリック教徒です。ということは、私を除いて…《みんな》ということになります。
入学条件は、お金と宗教らしいので…(多分それ以外にもあると思うけど(- -)…)
そこで、今日の5年生は休み時間後、校内にある、ミニ教会のような祈りの場に行きました。
せん越ながら、また、カトリック教徒でもなんでもないのですが、私も一緒にお祈りしちゃいました。
(祈りの内容は、後半に!)
こんな感じ。しかし、祈るのにリラックスしすぎじゃない?!
でも、全員ちゃんと唱えていました。あの長い文を暗記してるんだからすごい。
さて、私がちゃっかり何を祈ったかというと…
「他人の言いたいこと(気持ち)が分かるくらい、
自分の考えや想い(気持ち)を伝えられるくらい、
スペイン語を理解できるようになりたい…」 と。
今日ほど、切実に願ったことはありませんでした。なぜなら…
午前中の1年生での授業のこと。本日の1年生の動き。
いきなりダンスの授業から始まり(土曜日のダンス発表会のため)、それがかなり時間を伸びる。
教室に戻って休み時間前のわずかな時間で急いでComunicación(低学年用の国語?)。
休み時間後に、いきなりダンスの衣装合わせの人がきて、女子の衣装合わせタイム。
その間、チビ男子たちは私と一緒にごみ拾い。(これがまたあんまりやらないんだ…(+ +))
その後、Matemática(算数)スタート。私が来ていることを気にして、算数にしてくれたのでしょう。
そのときの問題。
「Romi compró 627 vacas y luego vendió 415 vacas a Juan. ¿Cuántas vacas le sobró a Romi ?」
《ロミは627頭の牛を買いました。その後、415頭の牛をフアンに売りました。ロミには何頭の牛が残っていますか。》
この問題の解説で、担任の先生(30代後半の女性)は足し算の筆算で解説をし始めました…。
あらら(++)。そのまま独走。 百の位までいってようやく、
「あら間違えた。恥ずかし~、ゴメンゴメン」と、間違いに気づいたのでした。
笑っていたので、私も『うっかりしちゃったんだなぁ(^^)』と笑っていました。
11時のベルで生徒が全員教室から出たとき担任の先生が私のところに来て話し始めました。
いきなりだったので、「???」
話の内容(スペイン語)が全く理解できませんでした。
ニコニコして、「Sí , Sí」と軽い返事をし、ふんふんとうなづいていると、
彼女の目に涙が溜まっていくのがわかりました。そして涙がポツリと落ちました。
内容がよく分からないので、動揺しながらも聞いていると、涙はポツリ、ポツリと落ちていきます。
私は何も言えずに、会話?(いや一方通行)が終わりました。
そして別れました。
お昼近くの帰り道。
なんだか心がモヤモヤする…
彼女の言っていたであろうことを思い出してみました。
上からは「ああしろ、これをやれ」と言われ、
時にはダンスの指導もしなくてはいけなく、衣装合わせの手伝いだってしなくてはいけなく、
(1年生の生徒は)35人もいて、気を配らなくてはいけなく、
なかなか静かにならないし、ケンカも起こる。
もっとちゃんと授業がしたい(しっかり教えてあげたい)のにできない、
子どもも授業をあまり理解できていない。
こんなことだったんじゃないかな…と頭を整理しました。
大きな“うっかり”をしたとき、彼女の中で、心の糸が切れちゃったのかな…とも思いました。
これでもきっと彼女のしゃべっていたことの半分の半分にもいかないでしょう。
一人の人が泣いていて、
その人が私に自分の心を打ち明けているのに、
そのとき私は、それに対する自分の思いさえ浮かばず、
まして、声ひとつ掛けてあげられない。
情けなかった。情けなさ過ぎた。
たとえ、スペイン語が完璧で、彼女の言いたいことが理解できても、
私の力では、いい言葉を掛けてあげられないかもしれない。
でも、自分で考えて、自分の口から発した言葉なら、
話してくれたことに対するお礼というか、責任というか、相手と向き合えると思う。
向き合えなかった…
今の私は、あのときどうすべきだったのか わからない。
それがわかる日はくるのかな…
ちえちゃん
返信削除情けなくなんかないよ
気づくことが行動の第一歩なんだから
明日が来て
そっと優しい言葉をかけてあげられるんだもん
あんまり 気にしないことだ と 思う
返信削除彼女も こっちがスペイン語がよくわからないのは
知っているはずだから
彼女は 誰かに 話を聞いてほしかったのだと思う
たとえ 言葉がわからなくても
真剣に聞いてあげたかが 大切
言葉が通じなくても 気持ちは通じる
だから 気にする暇があったら
言葉を少しでも早く 覚えることじゃないかな
そして 次は 気持ちだけでなく
言葉でも あらわせるように
がんばれ